page281:シェア生活で、孤立化時代に抵抗
『日経トレンディ』OCTOBER 2009(日経BP社)88〜91ページ/550円(税込)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/trendy/
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やはりジワジワきているのでしょうか。”ルームシェアブーム”。
ワタクシの中ではこの秋、ロボゲイシャブーム到来なう。でございます。
『ロボゲイシャ』井口昇監督作品
http://robogeisha.com/
※うさん臭いガイジン風ナレーションも井口監督です。ブラボー。
ボンクラ映画好きとしてはこれもチェック〜 (*゚∀゚)=3
『ダンプねえちゃんとホルモン大王』藤原章監督作品
http://danp.iinaa.net/
キッチンやトイレ、浴室、居間などを共有する「ゲストハウス」や「シェアハウス」。こういった物件に住む人が都心に増えている。
ワンルームマンションと同じような家賃を払い、一人ではなくあえて見知らぬ他人と暮らす−−−。
なぜ、どんな人たちと、どういった環境で暮らしているのか。その真相を探った。
(文/長田美穂)
ゲストハウスの情報サイト「ひつじ不動産」を運営するひつじインキュベーショ・スクウェア(東京都渋谷区)によると、ゲストハウスは04年ごろから東京を中心に増加。07年には04年の約6倍に増え、首都圏に429の物件、7000床があるとわかった。「利用者は20〜30代が中心で、うち7割は女性」と、同社社長の北川大祐は言う。
ワンルームマンションより 家族的な温かさを欲する
ゲストハウス流木のオーナー。TE。「共同生活のルールで若い人を縛ることは、なるべくしたくない」と言う。
ルールが定められているのは、ゴミ出し当番くらい。冷蔵庫は3台あり、料理は盛ん。各自が食べ物を保管している。取材した日は、ある住人の誕生パーティを行う日で、冷蔵庫には大きなケーキがあった。
リビングは30畳あり、庭も広い。毎月、誰かの誕生パーティがあり、恋人や友人を連れてきて紹介し合うという
バウハウス高円寺は築50年で、元は学生用の下宿。オーナーが台所やリビング、テラスを改装した。それぞれが自分の食べ物をキッチンに置く一方で、梅酒やナッツなど、住人が提供しあって一緒に楽しむ共有食材もある
「家族でもなく、友達でもない不思議な関係」と住人の一人は言う。心地よい関係をもたらしたのは、実はオーナーが面接し、価値観の合う入居者を選んだ結果でもある
庭はオーナーがウッドテラスに改装した。夏の夜はビール片手に住人が集まってくる。「仕事の愚痴は不思議と誰も言わない」と住人の一人。(略)海水浴やパーティなど、行事も絶えない。玄関にある黒板に連絡事項を記す。
ひつじ不動産は、ゲストハウス専門のポータルサイト。運営社の北川と佐藤は、共同で『ゲストハウス白書』を公開。市場規模などのデータを出した
「自己研鑽の場」としての家 年収300万円では入居できず
ソーシャルアパートメント恵比寿は元社員寮。現社長の山崎が学生時代に起業した、グローバルエージェンツが管理を手がける。山崎はゴールドマン・サックス証券に籍を置いていたこともある。入居者の平均年収は700万円前後。外国人入居者も多い
リビングやキッチンなど共用部は充実。大型テレビにゲーム機、住人持ち寄りの書棚にはビジネス書やマンガが並ぶ
住人主催でビアパーティ。「ソーシャルアパートメント」の名前の通り、住人交流を重視する
20歳の大学生、Kotaの部屋。共益費込みで家賃11万円を払う
マンガ家志望の若者支援 一軒家を借りて、共同生活
NPOコトバノアトリエでトキワ荘プロジェクトを担当する番野和敏。「マンガ家志望者は口下手な人が多い。営業力向上の支援もする」
そらあすかは、トキワ荘初の単行本デビューを果たした。「トキワ荘にはマンガの話ができる仲間がいる。学生時代、そんな友人は周囲にいなかった。何よりの支えになった」と話す
プジーリョータは、トキワ荘の隣人との合作で、小学館のスピリッツ賞佳作を受賞。ライバルでもあり、仲間でもある男6人での共同生活は、互いの刺激になり楽しくもある。
人に気をつかわず、自由に暮らすなら一人用マンションが最適だ。しかし、取材したシェア生活者は、人生経験の1つとして、共同生活を捉えていた。(略)1人で個室にこもって生活するより、共同生活で人とのかかわりを持ちたいという欲求は、無意識のうちに人々の間で高まっているのではないか。(略)孤立化、流動化への“対抗策”として、シェア生活を求める流れは起きているのだろう。


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